2010.12.5(土)/6(日) 2010プレミアカップ@グランセナ
今年最後のビックタイトルを目指しましたが結果は3回戦敗退。
みんなで掲げた目標には届きませんでしたが、
この3試合はなかなか興味深かった。
初日の1、2回戦は強風の中での行われ、相手を含めお互いが
苦労しながらの試合になりました。
初戦はボールをほぼ支配しながら押し込む展開も
ゴールが奪えず0-0でPK戦。
2回戦は3点リードしながらも後半風下になると、あれよあれよと
失点し、終わってみれば4-3。
3回戦は新人戦の成績では完全に水をあけられていた相手にあわや
金星をにおわせる内容。
結局、試合には負けましたが今まで見てきた彼らの試合の中で、
個々の勝ちたいという気持ちが一番伝わってきました。
もち味も出せていたと思います。
大会を終えて最後のミーティングでは悔しさで落ち込む子供達を
心から讃える事ができました(^^)
(最近はこういう気持ちになれる事が多いんです)
出場時間の長かった2年生の中には
うつむいたまま顔をあげれない子、
涙があふれて止まらない子、
充実感、満足感が表情にでている子、
真剣な面持ちでジッと私を見ている子
いろいろな顔が見えました。
もう少しで勝てたのにという悔しさ、
ここまでやれるようになったという自信、
次こそは勝つという決意、
それぞれがこの大会を通じていろいろなものを
得てくれた事でしょう。
複雑な思いが入り混じっている。
いつになったら、もう少し大人の感情が芽生えるのかと
ズッと見守ってきましたが、
やっとその片鱗を感じられたようでうれしかった。
こんな風に書くとすごく意識の高いチームになったように
感じるかもしれませんが、あくまでも今までのチームと比べて
やっと変わり始め、良くなってきたという事なので
誤解のないように(笑)
ただ、この気持ちの成長がチームを強くする事は間違いありません。
いろんな事が急激に変わり始める予感がします。
これからの彼らから目が離せません。
そんな気分です。

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2010.12.15
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2010.11.7(日)第41回小千谷市サッカーカーニバルU-15
Y中が文化祭で11人メンバーがそろわない状況でしたが、2か月ほど
本格的な練習から遠ざかっていた3年生の二人に復活してもらい
何とか11人そろえて大会へ参加してきました。
今回は日頃からフル出場していない子にとっては経験を積むチャンス。
積極的にボールに関わり続けることが課題。
レギュラークラスにとっては苦しい展開が続くであろう状況で集中を
切らさずに最後までやりきる事を大きな課題としました。
当然の事ながら厳しい結果になる事を予想していたのですが、
終わって見れば驚きの準優勝(@_@;)
U-15にとっては初の入賞となりました。
予選リーグを1位抜けして決勝戦で負けたのですが、
けして予選リーグの相手がぬるかったわけではありません。
すべての試合において主導権は相手。
うちは常に後手にまわる予想どおりの我慢の展開。
キーパーのナイスセーブと相手のシュートミスで何とかピンチを
しのぐ厳しい状況の中で勝ちが拾えた。
これは自信になりました。
ひと夏かけて取り組んできた事がやっと実を結び始めたと感じました。
みんなが足がつりそうになるぐらい頑張った。
‘君たちは試合で勝敗を競うレベルではない。
勝敗を競うのに必要な要素が大きく欠けている。
勝敗を競いたければまずはそれをを習慣として
身につけること。’
口やかましくそう言い続けた。
自分に負けている奴が相手に勝てるわけがない。
そういう事をやっと理解し始めたかな。
やっと手応えを感じる事ができた。
それからうれしかった事がもう一つ。
他チームのコーチから特徴的な子が多いという感想をいただけた事。
ブログタイトルにもかかげてますが
やっぱ‘輝く個’ですよ^^
チーム戦術に合わせて埋もれるのではなく、その上でその子らしさ
がだせている選手がそのように見えるわけです。
社交辞令であったとしても私にとっては最大の賛辞ですよ。
‘あの子面白いね。’
そう言われる子をドンドン育てるのが私の楽しみ♪
チームのみんながバラバラの個性を持っている。
良い所をしっかり見てあげて、そこは型にはめずに伸ばす事が
特徴のある選手を育てる事につながるわけですが言うは易し。
正直我慢の連続です。
なかなか取り組んできた事の成果を感じる事ができずに、
私自身もずっと悩み何回も心が折れそうになりましたが、
これでまた自分と子供達を信じて続けて行けそうです。

2010.11.14
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2010.10.24(日) 訪問練習会@長岡高校
エスプリのKコーチの取り次ぎで長岡高校の練習に参加させていただきました(*^^)v
これで通算3校目の高校練習訪問。
今回は初めて本格的な練習に参加させていただきT監督に直々に指導を
していただけました(感謝)

とにかく指導が丁寧。
サッカーの経歴も申し分なくまだ30代前半という若さですから
しっかりと見せてあげられる。
私自身もほんとうにいろいろと勉強になりました。
練習では先輩達の中に混ぜてもらい本当に同じチームの一員の
ように接してくれてすごく可愛がってもらっていたように見えました。
合同練習などというといつもチーム内の子で固まっている内弁慶の
モジモジくん達も今回はみんなが楽しかった♪と言ってました。

こういう人との接し方はしっかりと見習って欲しい。
また、長岡高校と言えば市内でNO.1の進学校ですが、人が話した事に
対す理解力、監督が要求する事をやろうとする姿勢は他とは違うモノを
感じましたね。
これは技術に勝るとも劣らない武器です。
当然の事ながらトップレベルの選手は両方を兼ね備えているわけで、
頭の良い選手は長い間ピークを維持できる可能性が高い。
サッカーも長く楽しめる。

今は技術を身につけるのに特に重要な時期という事でエスプリでは
勝つための戦術よりもミスをしないための技術を身につける事を第一に
やっています。
ただ、技術だけではただのボール扱いの上手い選手です。
何のために技術を身につけるのか。
私は選手が描いた‘一瞬の閃き’をミスなく確実に成功させるため
だと思います。
技術があっても先のイメージをもてない選手は絶対に良い選手には
成長しません。
エスプリの子はその辺りで壁にぶつかっている選手がすごく多い。
やれと言えばできるのに自分で今何をすべきかを判断できない。
理解力、考える力というモノも一緒に高める必要があります。
私自身も子供達に対していろいろと試みていますが、なかなか
成果が出ない。
これはサッカーだけでなく、普段の物事に取り組む姿勢そのものを
変えないといけない部分なのでとても苦労しています…(-_-;)
今回も気づきの多い良い経験積む事ができいろいろとヒントも得ました。
多忙なところをお相手していただいた選手、監督さんに本当に感謝します。
ありがとうございました。
これに味をしめて図々しくもまたお邪魔したいと思います(笑)
エスプリの子達が中学卒業後の進路について真剣に考えるきっかけに
して欲しいという事で始めた試みですが、どのぐらい役立ったかは
今後の彼らの変化を見てみないと何とも言えないところ。
生意気盛りな年頃ですが良い部分は素直に見習って選手として人と
して成長して欲しいものです。

2010.10.31
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