葛藤
公式戦敗退の翌日はやはりいろいろ考えます。
当日はどうしても冷静に考えられない。
これからどうしようか?
勝てなかったけどこれで良いのか?
よくよく考えると私は試合で負けた事より、練習してきた事が
子供たちの身になっていると実感できる場面が少なかった事に
対して不安になり迷うのだと気づきました。
フィジカルで劣る子供達に、力を出し惜しみせずにやれるところ
までやってこいと言って送り出しました。
そんな相手にも途中までは我慢できたしチャンスもつくれた、最後は
力尽きて大敗したけど健闘したと見てやって良いのでは…
でも結果は結果として受け止めねば…
そんな感じで、いろんな事がモヤモヤしながら夜の練習へ(--)
そこで待っていたのは敗戦を引きずる私とは対照的にいつもと
変わらぬニコニコ顔の子供達。
過大評価かもしれませんが、本当は私以上に肌を交えた子供達の方の方が
冷静に試合の結果を受け止めているのかもしれません。
だから気持ちが切り替えやすい。
そんな様子を見てゴチャゴチャ考えても仕方ないと思い。
その日は憂さ晴らしに3チームに分けてずっとゲームをしました。
そしたら楽しそうに一生懸命やるんです(@_@;)
後半はチームを変えてフットサルをやったのですが、見ている私も楽しく
なるような内容でした。
おいおい十分に上手じゃない(笑)
普段の練習より汗だくで良い雰囲気。
知らず知らずに私も元気を取り戻せました。
で思いました、試合の勝ち負けも大事だけど子供達や私が求めているものは
充実感や満足感じゃないかなと。
大人から見たらもっとやれるだろと感じた試合も本人達は力を出し切っ
ての敗戦だから素直に事実を受け入れるのでしょう。
自分なりにやれる事はやったって。
私が子供達の力を正しく計れていないから過剰な期待をしてしまう。
私ももっと客観的に分析する力を身につけなければならん。
負けても清々しい気分の時もあれば、勝っても納得のいかない時もある。
私が見たいのも必死に頑張る子供達の姿であって勝ち負けはその次かも(^_^;
子供達が楽しそうにプレーする姿を見るとつくづく思う。
こういう感じを公式戦でもだせるようにしたい。
そして改めて気づきました。
どんな練習が子供達の力を伸ばすのか。
練習で何が大切か。
強いチームや良い選手のいるチームから学ぶのは大事だけど真似ではそのチーム
より良いチームにはなりません。
同じやり方をするんだったらそのチームに任せればよい。
私がエスプリを率いている意味もない。
ナイスプレーを連発する子供達が自信を回復させてくれました。
次の大会では他チームと違うエスプリらしさで勝負したいですね(^.^)