Rainy blue
U-15始まって以来の大雨の中での試合。
個人的には雨の中でやる事に抵抗はないのですが今の環境が
許さないようです。
特に学校の先生は気を使っている。
風邪をひかせたら親に何を言われるかわからない。
これが大きな要因でしょう。
今の先生にはここを強制する力も権限もないのだと思うと
大変な職業だとつくづく思う(-_-;)
子供にしても泥だらけで遊ぶ環境がない今、ユニフォームが
汚れる事にかなりの抵抗があるようです。
‘汚すことは悪い事。’
そう言われ続けて育つわけだから仕方ないと思うけど、
サッカーをやっている以上避けて通れないところ。
いくらお墨付きをあたえてもそんな簡単に切り替えられない。
そういうところが動きにも影響を与えます。
試合は雨天のため1試合しかできなかったのですが
コテンパンにやられてしまいました(-_-)
まー、昔の動く感じを取り戻したいと思った部分もあり
最初からまえがかりで行かせてカウンターをとられ
たせいもあるので私の責任でもあるのですが、それにしても
良くやられたなと…(^_^;)
サッカーはボールのない時から相手との駆け引きがあり、その時に
何を考え狙っているのかが重要。
そして考えた事を行動に移さなければいけない。
その駆け引きが面白さだと思うのですがそういう感覚はなかなか
もてないようです。
そういう子は動き出しが全部遅れるわけで結局は相手に振り回される。
言葉を変えればサッカーをさせられている状況。
一生懸命やっても外から見れば何をやっているんだとなる訳です。
こういうものはサッカーの楽しみの部分だから自分で見出さなければ
いけない。
練習ではどこにどう走るかが何となく決まってしまうからやれるけど、
試合中は自分で判断しなければいけない。
サッカーがやれてるかどうかは結局そこの差につきます。
ボール扱いがうまいかどうかとは別。
やるのは自分なのだという意識をもたなければやれないのは当然。
これはサッカーだけでなくすべてに言える事。
日常からそう考える習慣が必要なのです。
何でも教えられるのが当たり前、正解のある問題だけに取り組んでいる
子供にとってはなかなか難しい事なのかもしれませんね。
そこはこれから変えていかなければならない大きなポイント。
練習の時からずっとヒントを伝え続け、やっと壁を越えたかなと
感じれる子が数人いたのがせめてもの救い。
良い動きができる子がやっとでてきた(^_^;)
これをきっかけに他の子にも伝染して欲しいと思う。
子供達が変わるのを信じて、そこまで良く我慢したなと自分をほめてやれる
日が来るのを信じて、まだまだ我慢だな。