歓声、どよめきを心に刻め!
2011.2.5(土)6(日) 第23回新潟県選抜中学生フットサル大会@五泉総合会館
まずは結果
5(土)
予選Bリーグ
① ○エスプリ 4(2-1)1 アルビレックス中条(下越1位)●
② ○エスプリ 5(2-2)3 宮浦中(新潟5位)●
③ ○アルビレックス中条 6(4-3)4 宮浦中●
勝ち点6 予選リーグ1位
6(日)
決勝Gリーグ
① ●エスプリ 2(0-2)7 ビルボード○
② ○五十嵐A(新潟1位) 5(0-1)2 ビルボード●
② ○エスプリ 4(2-0)2 五十嵐A●
3チーム1勝1敗で勝ち点は並んだものの得失点差で順位決定戦には
勧めませんでした(涙)
優勝はビルボード、準優勝が長岡JYFC、3位が五十嵐Aという事で
終わってみれば結局北信越大会の常連組が勝ち残る事になりました。
実績と経験のあるチームはなんだかんだ言っても最後は抜けちゃうんですよね。
こういうチームはやはり試合巧者です。
抜け目がない。
リスクの少ない攻めをしてくるし次への切り替えも早い。
また監督さんも駆け引きうま^^;;
選手交代なんかも実にスムーズ。
ここら辺は勉強になりました。
日頃から攻めの試合を挑んできましたが、県大会では相手にどっしりと
構えられたり、相手から来ない状態も多い。
そうなってくるとやはり手詰まり。
どうして良いかわからずに変に膠着する場面も多かった。
こんな時こそエスプリの真骨頂を見せて欲しいのに、中途半端にパスしたり、
追い込まれればととりあえず前に蹴っておけ見たいな感じで、負のスパイラルへ・・・
特に不満だったのは自分で前に運べる場面でさえ妙に早蹴りになっていたところ。
完全にエスプリのスタイルじゃない。
これでは良さは絶対に出ない。
相手のレベルがあがり思うようにやれない部分もあるわけですが、
試合巧者の相手にまんまとしてやられて感じです。
子供ですから一旦リズムが狂うと立て直すのは難しい。
負けたビルボードさんとの試合では途中から完全に自分達のサッカーを
見失ってました。
後半のタイムアウトでたまりかねて負けても自分たちらしさをと思い
蹴らずにドリブルで行こうと話して送りだしましたが、すでに点差が開いていた
せいでその気力もなかったのか、結局上手く整理できずにそのまま終了。
最後の五十嵐戦の前に攻撃面に関してはある程度任せていた私もさすがに言いました。
‘このまま終わったんじゃー他のチームと何も変わらない。
君達が練習でやってきた事が全くゲームに出ていない。
試合の勝ち負けも大事だけど、君達がやってきた事を見せて欲しい。
失敗もするかもしれないけどこの大舞台だからこそやって欲しい。
それで見ている人を驚かせよう。’
はたして周りの評価はどうかわからない。
でも私は県大会の中では一番良さの出せた試合になったと思う。
だからこそ強豪相手に結果にもつながった。
常々子供たちにも話すのですが、
プロを目指すなら自分のプレーで見ている人を楽しませる事ができる
ようにならなければいけない。
チームプレーをして勝ちを目指す事も大事。
でも、他の選手と同じでファイールドにいるかいないかわからないようではいけない。
そのためには試合の中でいろんな事をどんどん試し自分らしさを育てる事。
リスクのある大技も試合の中でやる癖をつけないといけない。
やり続ければきっとできるようになる。
私はそのチャレンジでの失敗は許す。
エスプリにいるうちにいっぱい失敗していいよ。
こういう大舞台での見ている人の歓声、どよめかせた時の
高揚感は本当に癖になる。
この感じを味わうためにはやらなければいけない。
ゲームの途中でも観客をわかせて引き込む事ができる選手が本当のプロだと思う。
この気持ち良さを知る事は絶対にプラスになる。
今回の歓声、どよめきは心に刻みこめただろうか。
さて、2年生はいよいよエスプリとしての最後の1年になる。
大きな飛躍の年になる事を期待したい。