笑顔が力
この度の東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
先に新潟県中越地震を経験した身としてはその規模をはるかにしのぐ
被害に愕然とするばかりです。
被災から3週間が過ぎ、厳しい現実が次々と明るみにでてきた半面で
少しずつですが復旧が始まりました。
チームとしてはサッカー協会や援助団体を通じてできる援助は
させていただきましたが、今後もできる事は続けて行こうと思いますので
関係者の皆様には今後もご理解とご協力をお願いします。
現在も計画停電などの節電や物資の不足により、まだまだ自粛しなければ
いけないところも多く、このブログの更新も控えておりましたが
そろそろ元気を取り戻すべきなのではと感じ再開させていただきました。
先の日本代表とJリーグ選抜のチャリティーマッチや世界各国からのサッカーを
通じての励ましのメッセージは被災地だけでなく、サッカーに関わる子供達にも
大きな勇気を与えてくれたことでしょう。
今回の対応の早さはサッカーというスポーツの素晴らしさと強さを改めて感じさせてくれました。
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イングランド リヴァプール「You’ll never walk alone(君はひとりじゃない)」
震災後、活動の柱である学校開放が休止の中で私達の活動を続けていくことが
非常に難しくなっております。
子供達にはその厳しい状況と節度ある態度と行動の必要性を伝えながらも、
笑顔と元気だけは絶やさぬようにしたい。
思い起こせば私が被災した時も、翌日の昼間には避難先の学校のグランドで
子供達は楽しそうに遊んでました。
その時は指導者もやっていなかったので
‘いい気なもんだと’
鼻で笑ってましたが、改めて考えると子供達はその時に一番必要だった
元気を見せていてくれたのだと思います。
今回はかなり事情も異なりますが、結局はそんな子供たちの笑顔から
日常が取り戻せていけるのではないでしょうか。
そのためには工夫しながら今後も休まずに活動を続けて行く事が第一です。
この暗いムードを変える事が出来るのは子供達の笑顔。
私は子供達と一緒にサッカーを続けることで元気を取り戻し、
その笑顔で周りを励ましていきたいと思います。
みんなでこの難関を乗り越えましょう!
2011.04.02 | Comments(3) | Trackback(0) | 独り言