私の楽しみ
U-15クラブユースサッカー選手権 新潟県予選がスタートしました。
なんとか3連勝で二次予選に進出(^^)v
2次予選はシードチームも登場し更に厳しい試合になると思いますが楽しみでもあります。
サッカーの楽しみというと勝敗であったりスーパープレーや
スーパーゴールという事になると思いますが指導者である私には
もっと別の楽しみがあります。
というか喜びと言った方が良いかもしれません。
‘それは練習の成果を感じる事’
これは指導者と選手にしかわからない部分かもしれません。
エスプリの中学生の練習に派手さはありません。
本当に地味な事の繰り返しです。
でもとても大切な事をやっていると信じています。
何を高めるべきかはハッキリしました。
最近はやはりこれで間違いないと確信をもてました。
練習の方法は様々ですし、あきさせないための工夫もしています。
すべてはそれを高めるためにメニューを組んでいます。
たまに試合を見る保護者の方や私の妻もみんな上手くなったと言ってくれます。
でも何が上手くなったと聞くと良くわからない^^;
解説してあげると‘そう言われればそうだ!’
そんな部分です。
でも、それが訊いています。
それは彼らにとっての一生の財産になる部分なのです^^
今までできなかった当たり前の事が当たり前にできるようになった。
一つ一つの精度が高まった。
だから一見すると気づかない。
選手たちも実感しているようです。
それともう一つ。
それは
‘私の予測を超えた時。’
私の予測を上回るプレーをしてくれた瞬間です。
思わず
‘うまい’
そんな言葉が口から漏れる瞬間。
プロのサッカー選手とは良い意味で見ている人を驚かせる選手の事だと思います。
そんな意味で日本にはプロといえる選手は少ない。
サッカーでは相手の逆を突く、プロなら見ている人の逆も突く。
エスプリの選手には常々言ってます。
他の選手と同じではダメなんだ。
技術的な事もそう、人が気づかないところに気づき、狙わなければいけない。
良い意味で人と違うから価値がある。
今の選手たちも時々見せてくれるようになりました。
‘パスしろ’‘今は使っとけ’
私がそう思った瞬間に違う判断を見せてくれる。
そして、そういうプレーは得てしてゴールにつながります^^
練習でやらないような細かな崩しからの得点。
決まった時は痺れますよ^^
もちろんそれが最悪の結果になる場合もあります。
それは経験としてこれをやったらまずいと気づいてもらえたなら意味がある。
セオリーというモノもあるわけですから、そこの微妙なさじ加減は
やってみなければわからないところですからね。
さて、人を驚かせるプレーなど狙ったからといってなかなかできるものではありません。
いろいろな事がしっかりと身に付いていなければそういうプレーは生まれない。
勝ち進む中でも変わらずにやれるかどうか。
厳しい中でだせるものが本当に身に付いたものといえるでしょう。
この真剣勝負の大会を通じ勝ち負けだけでなくそこら辺も見極めていきます。
2011.05.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言