欲を育てる
いつも子供達に話す事で
「私は君達にいろいろな事を教える事はできる。
今何ができていて、何が足りないのか。それを見極めて指導もする。
だから、休まずに練習に来れば必ず上手くまる。」
「ただ、良い選手になれるかどうかは君達しだい。」
ってな事を言います。
良い選手と言うのは試合で活躍できる選手と言う事です。
正確なボールコントロール、キック、これらを完璧に身につけたとしても
試合に生かせていなければそれは身に付いていないに等しい。
良い選手に欠かせないものはミスのないボールコントロール、正確なキックなどの
技術的な要素の他にもたくさんあります。
体力やスピード、判断の早さなどもあげられるでしょう。
これらはすべて練習で高められる要素です。
習い事のように教えられた事を繰り返せば身に付けられます。
ただそれだけでは試合では活躍できません。
では活躍するために必要なものとはなんなのか。
…
…
それは‘欲’です。
自分がどうなりたいのか。
何がしたいのか。
良い選手であれば、
絶対に負けたくない。
得点をとりたい。
この気持ちは誰にも負けていないでしょう。
そいうい貪欲さは良い選手に欠かせない要素です。
その貪欲さは‘欲’から育ちます。
私が‘君達しだい’というのは、その欲を感じさせない子が多いからなのです。
本当に上手くなりたいと思っているのか???
そう思う事も度々。
きっとみんなが上手くなりたいと思っているはずです。
ただ、それが出せないのです。
‘日本代表でさえも勝ちたい気持ちが感じられない’
とか言われます^^;
なぜそうなのか?
それは‘欲’を悪い事と勘違いしているからです。
幼い頃から、自分をだすこと思った通りにやる事を
わがまま、自分勝手、自己中心的と言って悪い面ばかり
を指摘して育てるからです。
確かにそうい半面もある。
でも欲に従うという事は、良く言えば自分の気持ちに素直に行動できるという事です。
幼い頃はやりたい事をやらせるべきです。
その結果から、痛い目をみたり、叱られたりして
それが、わがままだったのか、自分勝手だったのかを学んでいくのです。
自発的な子を育てたければ、言うタイミングを間違えない事です。
やりたいことをやる。
それがスタート。
欲張り、わがまま。
小さい頃はおおいに結構じゃありませんか。
欲で何も考えずに行動するの姿を見て、大人は子供らしいと感じるのです。
‘まずはやる’
その元である
‘欲’
それを否定せずに育てましょう。
欲のない奴は自立しません。
どう育つかは子供次第ではありますが、どう育てるかは大人しだい。
そこら辺をもっとしっかりと考えてあげて下さい。
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2011.10.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言