感性豊かで閃きのある選手に育ちますように
第24回 新潟県中学生選抜フットサル大会 中越地区予選
予選リーグ 1勝1分1敗 勝ち点4でリーグ3位。
残念ながら予選敗退となりました。
今大会は選手が迷いを克服できないまま挑む事になり
本来の力を充分に発揮する事ができませんでした。
私も不本意ですが、選手たちもそれぞれが記す物があったでしょうから
その気持ちは私以上だと思います。
最後の2試合については、後がない状況という事もあり、
とにかく最後まで攻めの気持ちを切らさないようにということで挑み何とか1勝1分。
ミスも多くありましたが、選手達も集中できていたようです。
とにかく、最後の最後で前へ行く姿勢を見せとくれたのは次へつながります。
今思えば、機が熟さない段階でいろいろな事を求め過ぎたかもしれないと反省しています。
練習試合でも本来の力を発揮できない不安定な状況だった事を考えれば、
今回のチームは勝つためにいろいろと新しい事を身につけさせてるよりも
もっと今までやってきた事を最大限にださせる事に力を注ぐべきだったと思います。
また、本来の力を発揮する場は少なかったですが、選手一人一人のボールコントロールだけを
見れば他チームに見劣りしていたとは思っていません。
仕掛けのタイミングや粘り強さ、勝つための意欲、そういうところが
整っていなかった事に原因があったのだと思います。
根性論を言うつもりはありませんが、それでも気持ちは大事です。
攻め続ける前向きなチャレンジ精神を育てる事。
その事を日々の練習にもっと落とし込んだトレーニングをする必要性をつくづく感じました。
昔であれば追い込み型の練習で反発心をあおる事で攻め続ける
強い気持ちを強制的に身につけさせる事も可能だったと思いますが
今はそのやり方に耐えられる子は限りなく少ないのが現状です。
私が見たいのは全力で最後までやり続ける選手の姿。
どうすれば自分の力を信じ攻め続ける選手に育つのか?
指導を続けるうちに何か見落としてしまった事があるはず。
忘れている事があるのでは…
敗退の翌日をオフにしたので、以前に読んだ指導書を読み返したり、
DVDを見なおし、やっとの事でこれではと思うモノにぶち当たりました。
‘チャレンジ精神や自信などの気持ちというのは、私が教えたり身につけさせるのではなく
選手自身から沸き上がってくるものであ。’
いくら良いメニューでも与えるだけの練習ではこなす事が目的になるものです。
そこに楽しみや向上心は生まれにくい。
子供達が自発的にのめりこむ工夫をしなければいけない。
敗退後間もないですが、少し練習内容を変えてみました。
子供達の姿を見る限り今のところは良い雰囲気になってきていると思います。
いきなり変わる事はないと思いますが、長期的に見れば成果は上がりそうです。
もちろんこれですべてがOKではありません。
今まで以上に神経も使うし工夫も必要です。
そして一番必要なのは私自身が常に考え感じる事。
子供達が夢中になる姿は見ていて楽しいです。
この雰囲気を維持する事ができればきっと自然と上手くなっていくでしょう。
今は手応えを感じています。
伸び伸びとプレーする、感性豊かで閃きのある選手達に育ちますように…
ファイト エスプリっ子!
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