私も卒業
3月といえば卒業シーズン
卒業だけでなく進級や進学先も決まる節目の月。
今年度はチームの子供達だけでなく自身の娘や息子も卒業・進学ということで
本当に多くの事に関わらせていただきました。
また、娘や息子、チームの子供達からお礼の言葉や手紙、進学に関する報告を
受けながら、こんなに多くの人生に関われている事に幸せを感じるとともに
その責任の重さも身にしみるところです。
いろいろと話したりしていると、私の何の気なしに言った一言が
良くも悪くも大きく影響を与えているのだと改めて感じます。
私に伝わってくるものは、その子にとって良い意味での転機になった一言が
ほとんどですが、それと同様に傷つけている事も少なくはないでしょう。
そんな中で私が気をつけているのは
嘘を言わない事。
特に見え透いた誉め言葉。
後は事情も良く聞かずに一方的に叱る事。
これらは信頼を失う事につながります。
嘘を言わないというのは自分の本心をぶつけるという事。
ほんとうに相手の事を思って言った言葉は汚い言葉遣いや罵声でもしっかりと
伝わっています。
それから、相手が本当に良くなったと思った時は、いちいち言葉しなくても、名前を呼んで
軽くうなづいてやるだけでも大きな自信につながっているようです。
タイミングが大事。
常日頃から一人一人を良く見ていないとタイミングを逃します。
タイミングさえ逃していなければ言葉にしなくても、私が忘れてしまっているような事や
それは当然だろうと思うような行動ががその子にとってはすごく心に残っている事も多い。
また、事情を良く聞かずにとは、相手の言い分もちゃんと聞いてあげると言う事。
よくよく聞いたらこっちの勘違いといことも間々ある事です。
さて、今までは自分の子がチームに所属をしていましたが、いよいよ息子も卒業しました。
私自身もいろいろな学年の子と関わってきたとはいえ、トータル的に見れば、
自分の子がいる学年に多くの時間を費やしていたと思います。
これで私の父さんコーチとしての一面は卒業です。
チームの中ではお父さんコーチ卒業第一号^^
これからはやり易さもでてくる半面、やりづらい部分もでてくることでしょう。
今までは自分の子がいるという事でどうしても親としての感情が表に出る場面もあり、
自分の子に必要以上に厳しくあったたり、やり玉にあげたりしていた気がします。
改めて振り返るとそれは自分自身に対する甘えだったと思う。
これからは息子を介しての部分ができなくなるわけだから、
今まで以上に一人一人と厳しく向き合う必要があるし、
もっとフラットな視線で子供たちの相手をする事が出来る気がします。
チームや選手との関わり方もいろいろと変えて指導にあたり
もっと冷静に客観的に見る事を心掛けたいと思います。。
来年度は私にとっても新たなスタートになる。
私自身も子供達以上に成長しなければいけないと思います。
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2012.03.12 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言