新人戦を終えて
新人戦に向けて遠征に行くなど準備をし、今までに以上の
結果を出せる手応えはあったけれども終わってみれば
見れば、なんて事はない結果に終わった。
今現在2年生の中に卓越した選手はいないものの、
ボールコントロールだけならば、今までのチームと比べ
平均値は上と思っていたが、結局、自分の良さをだす術、
また、それを強みとして生かすところまで
持って行けなかった事に悔いが残る。
試合の内容では押していても、負けてしまったり、勝ちを
拾えないのもやはり気持ちの部分が占める割合は大きい。
私自身の課題としてしっかりと試合内容を分析し
子供達にもっと具体的に指示ができるように、練習の時から
伝わりやすい言葉がけを意識したいと思った。
そんな厳しい結果を目の当たりにした事と新人戦の最中、気の緩みを感じ
少々手厳しくやった事で、ようやく子供達も
一所懸命にやろう、何をやるにしても全力でやる方が良いのだ
と言う事に気づけいた子が増えた気がする。
練習中でも本気でやっている姿が目につくようになり、
私が口やかましく叱り続けなければいけないような事は格段に減った。
特に話を聞く姿勢に変化を感じる。
また、先日やっとエスプリの選手全員が練習で顔をそろえる事ができた。
今まであと一人と言う事は何度かあったがこの今年初の出来事をみんなで喜んだ。
少しずつチームもまとまってきていると感じた。
本気でぶつかり合えば、痛みも苦しみも多くなりますが
だからこそそこに厳しさが生まれる。
厳しさがあるからそこに真剣身も生まれ、
その厳しさを乗り越えた時に本当の満足感や充実感が味わえるし、
その時にはどんなに苦しくても自然と笑みがこぼれるものです。
そういう笑顔が溢れるチームにしたいと常々考えて厳しく
冷たく接してきましたが、やっとそんな笑顔がちらほら
見受けられるようになりました。
厳しさの中に甘さとは違う、ちょっとした気持ちの余裕も
芽生えてきているし、私が日頃から伝えている本当の
楽しさ、喜びみたいなもが、必死に真剣に取り組む中で
知らず知らずのうちに味わえているのだと思います。
いささか時間がかかりましたが、これで何とか次に
勧める目処が立ちました。
とういえ、少し緩めるとまた以前の状態に戻るのは目に見えている。
しっかり根っこが張るまではまだまだ手綱は緩められません。
次の課題は自分で気持ちのスイッチを入れらるようになる事。
‘やってやろう’‘やろう’
今何をすべきかを自分で気づいて始められるような感性を育てたい。
練習でも試合でも私からの一言がないといっこうに始まらない。
お膳立てをしてあげればよい雰囲気になり、本気でやり始める
事はできるようになったのですが子供達だけではそこがやれない。
チームをまとめ同じ方を向かせるのにキャプテンの役目も大きい。
良い選手、上手い選手を育てるだけでなく、強いリーダーを
育てる事ももっと考えないといけないと思う。
まだまだ下向きでどうして良いのか気づずに、後追いになる子もいますが、
そろそろ新チームを上向きに持っていけそうかな。
最終的には3年間のうちに気持ちの切り替えができるようになり
とりこぼしのない、勝ちを拾えるチームなって欲しいと思う。
明日からはいよいよ3年生最後の公式戦が始まります。
私自身も気持ちを整えて、監督として彼らと一緒に胸がすくような試合を
見せたいと思います。
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