もてる奴はかっこいい
練習や練習試合の時に審判としてピッチに入り、
選手たちの声を聞いていると、
最近、ボールを持っている仲間に対して、
‘早くボールを出してくれ!’
‘持ちすぎ!’
という声が多く聞こえてくる。
普通にサッカーをしていれば当たり前の言葉であるが、
私は選手に対してそういう事は一説言っていない。
むしろ、安易に蹴らず、シッカリと失わないようにボールを持って
自分達の得意な形での勝負を要求することが圧倒的に多い。
私が日頃、求めない事、使わない言葉が飛び交うのを聞いていると、
やっと彼らも私以外からもサッカーを学び、今どうするべきかを
考えられるようになってきたかと嬉しく思う。
とは言え、ボールがない時はボールを離す事を要求するものの、
いざボールを持てば離さない(離せない??)のが、
エスプリのエスプリらしさである^^;
判断に迷えば追い込まれる事もある。
それでも失わない。
激しい攻防の中で絶妙な間をつくり流れを変える。
拮抗した試合では個人でのドリブル突破が大きなチャンスを作り出す。
これらすべてを実現するためにミスのないボールを持つ技術が不可欠。
よく言われる事ではあるが、彼らが将来どこでサッカーを続けようとも
身に付けた技術は常に自分と一緒であり、自分の武器である。
プロになった多くの選手が、小さい頃にもっと技術を磨いておけばよかったと
思うのである。
少しずつ自分達で考えられるようになってきている、今こそ
自分達の技術が実際にどうなのかを感じて、日々の練習に取り組むべき。
以前にも書いたかもしれないが、考えるとは判断する事である。
正しい判断をしても技術が高くなければそれは実現できない。
小・中学時代は技術が身につきやすい一生に一度の大切な時期である。
だからこそ、私はボールを奪われない、持てる技術を徹底的に磨く事を
すすめるのだ。
サッカーだって、異性にだって‘もてる奴’はかっこいい^^
一人でも多くのかっこいい選手が育つように、私自身も常に
考え工夫していきたい。
私達と一緒に一皮むけた‘もてる奴’を目指そう。
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2012.11.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言