競う事は成長のカンフル剤
クラブユース選手権三次リーグ@ニューグリーンピア津南
1勝2敗 勝ち点3 グループ3位で決勝トーナメントに
進む事はできませんでした。
勝ち進めなかった事だけに目を向けてしまうとどうしても悔いは残りますが、
昨年のトップチームの状態を思えば、
ここまでたどり着いた事、急激に成長してくれた事を素直に喜びたいと思うし、
チームの目標の一つであった、ニューグリーンピア津南での三次リーグの
舞台は選手にも私にも大きな自信をもたらし、周りから独特と言われる
指導のやり方でも充分に上位に通じる事を確信できました。
1次、2次リーグの勢いで一気に決勝トーナメント進出を期待して
くださった方も多かったし、そのような期待をかけられるようなチームに
成長できたことも嬉しく思います。
応援をありがとうございました。
大会ではほとんどが自分よりも上位のチームとの対戦に
なったわけですが、大きな差としては運動能力(サイズやスピード)があり、
これについては細かい、狭い局面の勝負に持ち込む事である程度ペースは
握れたと思っています。
そして、もう一つは判断の質。
三次リーグでは2敗しましたが、こちらの隙やウイークポイントを
上手くつかれ、立て直す前に失点を重ねた事が大きな敗因と猛省しています。
相手はチームとして選手として勝ち方を心得ている。
こちらよりもずっと試合巧者だったと思います。
こちらの選手に比べて俗に言う
‘サッカーを知ってる’
という選手が多かった。
試合中に仲間に指示をだしながら、こちらの選手に対してプレッシャーがかかるよいな
声かけ(もちろん暴言ではなく、手の内はわかっているぞ!という意味を感じさせる声かけ)で
心理戦を仕掛けてくるあたりは大人顔負け(/--)/
侮れんと思いました。
局面の強さがこちらのウリですから、そこでの勝負は選手に任せ、
試合全体の駆け引きを私の指示で勝ち進んできましたが、
上位チーム相手では最終的にすべてが後手にまわった感があり
私の認識の甘さと相手選手に対するリスペクトが足りなかったと猛省しています。
ただ、負けた試合でも試合終盤はこちらのペースに引き戻せて
いた事が今後につながったと思っていますし、その辺りは
選手達も感じてくれたでしょう。
さて、大事なのは先にも書きましたが今後です。
選手の能力を伸ばすために一つは判断の質を上げて行くという事があります。
判断というのは経験や体験を通じて育んで行くもので私が与えるものではないと
つくづく思いました。
経験の少ない選手が判断を誤るのは当然。
そこから何を学ぶかこそが大事。
今までどおり判断のベースとなるセオリーや知識は教えますが、
あくまでも自己判断を重視し、失敗と成功を重ねる中で
今何をすべきなのかに気づいて言って欲しいと思います。
自分達で考え変えられる、判断の自立こそが理想。
ここは期待感をもってじっくりと見て行きたいと思います。
局面の勝負に関しては、間合いとタイミングをもっと意識させたい。
まだまだ、一本調子なので、そこを鍛えたいと思います。
選手達に望むのは私の教えを守るのではなく、私の教えを良く聞き、受け止め、
理解し上手く利用して、私を早くこえてくれる事。
そうでなければプロにはなれないでしょう^^
今回の快進撃は、子供はどんな期待にも応える資質を誰もがもっているのだ
と言う事を確信させてくれました。
勝ち負けを競う事は子供の成長のカンフル剤になる。
後は私たち大人が子供達をいかに本気させ、導けるかだと思う。
勝負は時の運もあるが、最後は常に達成感と成長を感じ、できれば笑顔で
全員にありがとうと言って終わる事を目指したい。
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