受け継げエスプリの魂
クラブU-13大会が終了
1年生にとっては意義のある大会になったと思う。
ハーフタイムや試合終了時にフラフラになって戻ってくる姿を見れば
精一杯やっている事は充分伝わってくる。
試合をみていれば、まだまだ足りないことだらけであるが、
その状況は3年生になったとしても変わる事はない。
次を習得してもまた次がある。
中学生の間にサッカーのすべてを学び、身につける事は不可能である。
だから、一試合一試合をその時の全力を尽くせているなら今は充分である。
土台がしっかりしていれば積み上げたものが崩れる可能性は低い。
それができていなければ、いくら上手く積み上げてもいつ崩れるかわからない。
現3年生は‘全力でやる’という土台だけはしっかりしていたが、
私と一緒にやり始めた時はとにかくもろく、せっかく積み上げ、
あと少しのところまで来ているのに、
こらえきれずにあきらめ自分達で積み上げたものを崩していた。
その詰めの甘さ、もろさは、勝つこと成功する事を
恐れているかのごとく感じた。
私自身も本当に悩み続け、あの切ない思いは今も忘れない。
それでもその土台がしっかりしていたおかげで何度も何度も
積みなおし、3年生になって飛躍した好例である。
現1年生も、まだ幼さを残しながらも先輩達の姿を見ながら過ごす中で、
自然とそれを受け継ぎ力を尽くす事の大切さを知ったのではないか。
もともとあったものを更に磨きをかけてくれた気がする。
U-13大会を通じその魂を受け継いでくれた事を確信し、
彼らもまた2、3年生同様に飛躍することであろう。
心の中では充分に良くやったと思いつつも、これから2年生という
一番難しい年頃を迎えるにあたり、簡単に手綱を緩めるわけにはいかない。
スタッフ全員で一丸となって、彼らの成長を見守り支え
飛躍の時を信じてこれからもつきあって行きたい。
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