心のベース
先日、3年生を送る会がおこないました。
受験勉強などで忙しい中を3年生全員が集り
エスプリのOBも参加。
気持ちのなごむ楽しいひと時を過ごさせていただきました。
現3年は良くも悪くも素直な子が集まった学年で
チームワークもまずまずなのですが、
力が一長一短どんぐりの背比べ状態だったせいか、
どこかほのぼの優しいやんわりムード^^;
みんなが強くなりたい、試合で勝ちたいと一生懸命なんだけど、
最後の勝負どころでそのやんわり優しいところが災いするのか我慢しきれずに失点。
ナイスゲーム!
だったのに終わってみれば負け…(涙)
1、2年生の頃はそんな事が続きました。
新人戦を終えた時に、
‘このまま彼らと笑顔で喜びあい、誉めてやる事も出来ず終われるではないか…’
なかなか変わらない彼らに対するいら立ちと不安
自分自身の不甲斐無さに大声を上げたのも
今となっては懐かしい思い出です^^;
‘彼らを何とかしたい’
その一心が私自身に覚悟決めさせてくれました。
今までの指導を見なおし、トレーニング内容を変える勇気が持てた。
その成果だとよいのですが^^;
2年生最後のフットサル大会を通じ少しづつ自信を持てるようになり、
3年生の春からは別のチームかのごとくの連戦連勝^^
クラブユース選手権では初の三次予選進出!
県リーグでは2部Bリーグで優勝!
など、2年生の頃には想像もできなかった
まさに奇跡の大躍進、大成長を遂げてくれました。
彼らが見せてくれた最後の躍進は
彼らに自信を与えただけでなく、指導者である私自身にも大きな自信を与えてくれました。
それと同時にいろいろな事で確信を得る事ができました。
子供達は今現在は輝けていなくても
やるべき事、取り組むべき姿勢に気づかせ、
正しい習慣を身に付けたなら必ずどこかの時点で輝きを放つ。
人と比べて、秀でているか、劣っているかで優劣をつける前に
彼らはちゃんとそれらを心得ているのか見る方が先だと思う。
今はその社会的な躾が欠如している。
そこが大きな問題だと感じています。
サッカーの鍛錬の中でそれらの大切さにいかに気づかせるか。
この三年生達はきっと気づいてくれた子が多かったから
結果がでたのだと信じています。
これからもっともっと強くなりそうなのにここで離れるのは本当にさみしい…
もっともっと一緒にできればいいのに…
そんな思いは毎年。
手元を離れた彼らがここからどうなるか。
これからが最重要です。
進学後もその心のベースを崩さずにさらなる飛躍を期待し見守って行きたいと思います。
3年生諸君、保護者の皆さま本当ににありがとうございました。
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