成長するとは変わる事
少し前になりますが五期生の三年生を送る会を行いました。
フットサルの全国大会の出場という大仕事を成し遂げてくれたので
例年よりも長いお付き合いになりました。
この時期までしっかりと続けると、選手としてもかなりの成長をしてくれます。
1か月間フットサルをやり込みながら、今まであえて伝えなかった知識を一気に注入!
消化不良の部分もありましたが、水を得た魚のように実践を通じドンドンと吸収していきました。
やりながら質問や疑問も増え、お互い話し合いながら合わせていく。
ドンドンと成長する様子を目の当たりにしながら、
このまま彼らと一緒に続けられたら高校の終わりには…
そんな気持ちにさせてくれました。
良さを伸ばすことを重視しするため、個性は際立ちますが、その分荒さも残ります。
それを見て雑な選手とみるか、伸びしろのある将来性豊かな選手とみるかは
その人の度量でしょう。
少なくとも私はその荒さはこれからでも十分に伸ばせる要素だと確信しているし
それはさらに成長できる証だと思っています。
育成年代でパーフェクトスキルを目指すところも多いですが、
私は技術やストロングポイントをつくることに専念すべきと考えいます。
足りないところが多すぎるのは問題がですが、足りない部分がある事だって
見方をかえればその選手と良さと言えるのです。
サッカーはスポーツの中でも理論がしっかりしているスポーツだと思います。
チームによって特色はあるけどセオリーはほぼ一緒です。
サッカーを続ける限りどんな選手でもどんなチームでも突き詰めていけば
根っこはそんなに違いがない。
チームによってやり方に特徴はあるけれど、逆言えば変に頭でっかちになっていない分、
受け入れる素直さがあればその事はプラスになると考えています。
際立つ個性がある分、良くも悪くも目につくはずです。
あとは本人次第です。
‘足りないこと、できないことはけして悪いことではない。
そこを変えることができれば大きく成長できるということ。
成長するとは変わる事。’
と3年間言い続けました。
私に言わせれば伸びしろの多い楽しみな選手たち。
もう、私がしてやれることは限らてます。
彼らにしてあげたことがプラスになってくれることを願うばかり。
今は彼らが巣立ったあとにどんな選手になってくれるかそれだけが楽しみです。
また、5期生は、2005年の立ち上げ元年からエスプリに所属し一緒に成長してきた子が
いる最後の年代でした。
あの頃はまだ園児でしたが、負けづ嫌いな子が多く、負けると練習でも泣いたり
すぐにふてくされてました。
新しいドリブルの技を見せると、すごく食いつきがよく、できるようになるまで
ずっと練習してあっと今にできるようになり、私のところに自慢しに来てました^^
今もその良さは失っていません。
そういう意味でエスプリ立ち上げ当初の思いを背負った世代が、
大きな結果を残してくれたことはうれしい限りです。
年度末を迎えるにあたり今までを振り返ると、チームも大きな踊り場に
立っていることを実感します。
思いは変わらなくてもいろいろな意味で今まで通りとはいきそうにありません。
子供たちに成長するとは変わる事だと伝えていたことは先にも書きました。
チームも私ももっともっとそれを意識しないといけない。
今までを振り返り進化することが必要です。
次へつながる踊り場まで引き上げてくれた5期生に心より感謝します。
君たちの成長に負けないぐらいにチームを進化させたいと思います。
お互いに成長した姿を自慢しあえる日を楽しみにしてます。
Good Luck!
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