錦織選手
勝ち負けはやってみなければわからない。
錦織選手の全仏。
ダイジェスト版しか見ていないけれど、3回戦までの勝ちっぷりを見る限りは
このまま行けちゃうのではと思えた。
きっと期待した人は私だけではないと思う。
それぐらい調子がよく見えた。
それでもベスト8で負け。
技術や体力だけでなく、劣勢な試合を立て直すメンタルを兼ね備え
調子が良くても負けることはある。
「最初はほぼ風にやられた。自分の作戦が当てはまらなかった。
なぜか焦りが出てしまってミスが多かった。」
「最初の2セットで自分を見失ってしまい、久しぶりにショックな部分はある。」
そうコメントしていた。
‘なぜか焦りが…’
心技体と言われるが、あれだけ素晴らしいプレーをする技と体を兼ね備えても
心が崩れればミスをする。
一流の選手は本当に厳しい世界で勝負している。
だから、万全と思っても上手くいくこともあれば、失敗することもあることを心得ている。
彼はこの負けから学びもっともっと強くなるのだろう。
勝ちも負けの結果だけがすべてあるなら勝ったものが強く、負けたのが弱い。
また、強いものが勝ち、弱いものが負けるなら、
強いものは勝ち続け、弱いものは負け続ける事になる。
しかし、世の中はそうではない。
今の子供たちを見ていると
強いものは勝ち続け、弱いものは負け続けると
勘違いさせらている子が多いのではないかと感じる。
錦織選手だって、子供のころはいつだって泣いていた。
その頃は頼りなく見えていたって、強くなれる。
彼の背中はそれを教えてくれる良き大人の背中である。
世界で一番なれるかはわからない。
でも、正しく努力できたなら、今よりも必ず成長する。
一介のオヤジである私も、それだけは言い切れる。
never give up!
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2015.06.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言