大人らしい大人
草平:「早く大人になりたい」
雪:「私も…」
‘おおかみこどもの雨と雪’というアニメがテレビで放送されていた。
もう何回も見た覚えのあるアニメだけど放送されているとついつい最後まで見てしまいました。
そしてその度に何かを気づかせてくれる不思議なアニメ。
今回も「そうだな」…共感するところがいくつか。
そして、共感とは違うけど、今回印象に残ったのが最初に書いた
主人公の姉弟の姉‘雪’とその同級生の少年‘草平’が
大雨で取り残された学校の教室でお互いの秘密を打ち明け、
その後に交わした言葉。
その時に周りにいた家族とこんな話になりました。
「今の子供達の中で純粋に
‘早くおとなになりたい’
‘一人前になりたい’
そう思っている子はどのぐらいいるのだろう…
今の大人は子供達から見た時に魅力的に見えているか?
大人の世界はあこがれの世界になっているか?」
私が子供のころは大人の世界と子供の世界が明確にあって、
子供たちの大多数は‘早く大人になりたい’と思っていたはず。
大人も子供に
「大人になればわかる。」
「まだ、子供だから」
と言って子供は子供扱いした。
そう言い聞かされ、子供ながらに心に期するものはなかっただろうか。
‘子供らしい子供’
は間違いなく減った。
それと同時に
‘大人らしい大人’
も少なくなったと思う。
私が子供の頃に周りにいた大人はどんなだっただろう。
今のご時世にあった‘大人らしい大人’についてちょっと考えてみようと思う。
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2015.07.13 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言