遊びの質
10月下旬から11月中旬は
定期テストや学校行事で集まりがまばらになってしまう期間。
やっとその期間が過ぎてくれました。
先日の練習は気温も低く、雨まじりの中でしたが
ようやくほぼ全員の顔がそろいました。
通常練習のルーティーンドリブルと対人バトルを終えてすぐにミニゲームへ。
久しぶりに体を動かす子も多く、最初はボール扱いに精彩を欠いてましたが
時間の経過とともに、気持ちも入りはじめ、
積極的な仕掛けや駆け引きが見られ始めます。
そんな様子を目の当たりにしながら、
私の頭の中には入部したての頃の様子が思い出されました。
最初はただ見ているだけの子も多く
ボールを持っても何がやりたいのかがほとんど伝わってきません。
しかし1、2年すぎるとその中身も徐々に変わっていきます。
3年生になってのミニゲームともなれば観ていて飽きません。
公式戦ではやらないような仕掛けや、かけひきが随所に観られる。
そして思うのです。
“やっとゲームの中に遊びが観られるようになった。”
“その遊びの質が変わった”
と…^^
やりたい事、ねらいのあるプレーが増え、
そのプレーをしながら足元にボールがついてくる、ミスなく扱える。
正しいか、間違っているか
損か得かではなく
やりたい事があって、それがやれる、できる
だから楽しい♪
プロのそれと比べたらレベルは全く違います。
未熟です。不完全です。
でも、それは当たり前。
これから大人になるんです。
でも、原点はそこです。
彼らのミニゲームを観ていて
このままもっとやらせてあげたい
観ていたい
そう思えるようになってくれた事が嬉しいです。
一緒にいたコーチと
「みんな上手くなった。
入部当初と全く別人のような子も多い。
あの子がこんな風になると想像できなかった」
と話しました。
3年生はもうすぐ巣立ちの時を迎えます。
何とか自立のためのベースはつくれたかなと…
今の自分、やってきた事を信じてトライし続けて欲しいです。
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