思春期あるある
新潟県フットサル大会U15 中越大会
今年度は長岡予選に出場した3チームすべてが勝ち進む事ができました。
2会場に別れたので、全チームの試合を観る事はできませんでしたが、
私が帯同した2チームに関しては、それぞれの持ち味を生かす事ができずに苦労している子の方が多かったように思います。
理由の一つに精神面があります。
中学生は思春期真っ只中。
この年代での気持ちの不安定さは当たり前と据えてはいますが
今回は特に不安定さが目に留まりました。
調子に乗ると手が付けれないぐらいの魅力的なプレーを魅せるが
一つ歯車が狂うと今までの良い流れも簡単に一変してしまう
思春期あるある
私がこのフットサル大会で勝ち進みたいと思う理由は
2年生は最終学年を迎える前この思春期あるあるを乗り越えるのに最適のタイミングと据えているからです。
1年生は早くこの思春期あるあるに突入して欲しいと考えるからです。
この思春期あるあるは遅かれ早かれ、大なり小なり、みんなが通る道。
サッカー選手として試合の勝ち負けや内容という現時点での結果だけを見てしまうと
歯がゆいばかりですが
人としての成長の過程ととらえれば順調と言えます。
一昔前であれば無理矢理矯正もありで、
反発させる事でその子の本心と向き合う事もできました。
今でも厳しく接する事で育つ子もいますが
今はその無理矢理が許されない風潮ですし
育つ前に心が折れてしまう子も少なくありません。
上手くいかずに傷つき悩んでいるのは子ども自身です。
思春期はあれやこれやと世話をやき、こちらから差し伸べた手を優しさととらえず
ウザイと感じてしまう子も多いです。
あえて手を貸さずに見守り、
彼らが苦しいと手を差し出し時は見逃さずにその手をとり
向かうべき方向を向かせて背中を押してあげる。
あらぬ方へ進もうとした時はその手を掴み引き留める。
それが大人の役目
そうやって何度も繰り返す中で乗り越える術を学んで欲しい。
子育ても育成も難しいのではなく、根気が必要なのです。
手間をかけた分は、どんな形になるにせよ後から必ず返ってきます。
手を抜けばそれもまた返ってくるのものです。
今は不安定で未熟でも、子供はこのままでは終わりません。
彼らが大人になった時にどんな姿をみせるのか
今できる最善を尽くして寄り添ってあげたいと思います。
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