強制より自発
先日のブログで‘我慢する’‘耐える’‘粘り強さ’それらが足りないと書きました。
それを自然と身につけるには不向きな世の中になっている気がするとも書きました。
では、どうやって身につけさせるのか?
‘試練だ~’などと書きましたが、実は立ち上げ当初からずっと悩んでいるのですが、
まだ結論が出ない(^^;
それらを身につける古くからある方法としては、スパルタ教育なんてのはその最たる
もので一番知られている言葉ではないでしょうか。
スパルタ教育とは
‘厳しい規律・鍛錬を重視する厳格な教育。古代スパ
ルタの勤倹・尚武を目指した教育法から採った呼称。(広辞苑)’
という事です。
当然その規律に反すれば罰を受けるわけです。
昔の学校なら‘正座しろ!’‘廊下に立っていろ!’
家庭であれば‘ご飯抜き’‘ゲームをさせない’
といったところでしょうか。
今は、この‘罰(ばつ)’を与えるという事に賛否両論あるわけで、
罰を他人様が与えることに過剰に敏感。
少しでも暴力的なにおいがすればすぐに虐待と言われる。
言葉が汚ければ言葉の暴力だとかいう。
今の先生や指導者は甘いと言う人も多いですが物わかりが良い人ばかり
ではないのですよ。
30人いて29人が納得していても一人が騒ぎだせば今は大問題になる。
少し大袈裟ですが事によってはマスコミに血祭りあげられる。
今は医者になる人がドンドン減っているそうです。
どうしてかわかりますよね。
このままであれば先生や指導者も同じ道をたどるかもしれません。
どんなに世の中に貢献しても一回のミスが命取り。
こんなリスクを誰が背負いたがるのか。
すみません。
愚痴になりました(^_^;
話を戻します。
‘罰=暴力・虐待’そう取られやすいのも事実。
だから別の方法をとらざるえない。
それが今の教育現場の現状と言えるのではないでしょうか。
そんな訳で今を持ってまだ全員を変えるに至っておりません。
サッカーは上達したと思ってます。
悔しいですが技術的にはすでに私の域を超えている部分もあります(笑)
学校の先生も言ってます。
親の協力と理解なしに子供は変えられない。
先生の真似ごと見たいなことをやり始め、私も全くその通りと思います。
生活の基盤は家庭であり、小さい頃にどのような習慣を身に付けたかが重要です。
大きく育ったわが子を見て正直‘しくじった’と感じる事も多い(笑)
でも、少なからず私はエスプリというチームを介してそこに気づいたわけで、
先生と協力する事でこれからでも十分にわが子を変えれると思っています。
そしてそのためにはなんと言っても親であり指導者である私自身が、子供に望む
‘我慢強さ’
‘耐える’
‘粘り強さ’
をしっかりと持っていなければなりません。
(チームを通じて私自身も成長できていると思うのですが…)
後は学校、チーム、家庭でやっている事にズレがない事が大切。
学校であいさつが大切と言っているのに、チーム、家庭でやってなければ
これは身に付きません。
こういうところを共有しておく。
後は身に付くまで我慢強く、耐えながら、粘り強く言い続け、見守る。
周りの人全員が同じ事を言い続ける事で規律を守る事の大切さを知り
‘我慢強さ’‘耐える’‘粘り強さ’が自然と身に付きませんかね。
まずはチームと家庭でやってみましょうか。
厳しい指導を望む声も多いようですが、強制、強いるというのはどうなんでしょう?
これはやる方もやられる方も気分の良いもんじゃありません。
幾度も試みましたが、最初から最後まで練習の雰囲気が今一つ…
やらされてる臭がプンプン。
無理やりでなく自分からが理想ですよね。
当然けじめとして厳しく接しなければいけない時はあります。
厳しい指導はストレスの多い世の中で一つ間違えると大人のストレスのはけ口に
なる可能性もある。
これが虐待になっているのではないでしょうか。
捕まる親がなんと多い事でしょう(泣)
強制より自発。
同じ厳しさでも強制とは違う厳格さが必要だと感じてます。
長くなりました。
本日はこの辺で…
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最後までお読みいただきありがとうござました。
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2010.04.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 独り言